学生だった私には高い化粧品を買うことも、高いにきび薬を買うこともできませんでした。そんな中、インターネットで手作り化粧水で肌の調子がよくなった人の記事を見つけ、自分に合った化粧品を自分で作ればよいのだと知ったのです。
高い化粧品は買うことが出来ないので、コレだ!と早速、化粧水の材料集めから始めました。
化粧水作りの材料はたった2つだけ
化粧水作りで使う材料は最小限で、【精製水】【グリセリン】だけです。
両方とも薬局で簡単に安価で買うことができ、この2つさえあれば、基本的な化粧水が作れるのです。また、容器は100円均で【スプレーの容器】で十分です。
そしてこの2つを精製水9対グリセリン1の割合で容器に入れ、振って混ぜるだけです。
しっとり感は、グリセリンの量で調整することができます。私はさっぱりな方が好みだったため、精製水9対グリセリン1の割合にしています。一度作ってみて、もっとしっとりさせたい場合はグリセリンを増やし調整してみてください。もちろん使い方は通常の化粧品と一緒で、顔に吹きかけるだけです。
化粧水作りの応用
この化粧水を基本として、色々な応用を試しました。まず、さっぱりとしていてにきびにいい、ティーツリーなどのエッセンシャルオイル1滴を入れました。ティーツリーのエッセンシャルオイルは、通販で5ml/1000円で売っており、少し高値ではありましたが、1回1滴ほどしか使いませんので気になる程ではありません。
また、消毒にもなる無水エタノールを入れてみました。無水エタノールは薬局で100ml/500円ほどで買う事が出来ます。このように自分の肌に合わせて、毎回割合を変えていきました。
他にもラベンダーやローズマリーのエッセンシャルオイルを入れてみたり、尿素を入れてみたりして、美白効果や保湿効果を試したりしました。ラベンダーには肌の老化予防や保湿効果があり、匂いには癒し効果もありますね。尿素には角質除去効果があると言われています。
色々試して見ましたが、私の肌には精製水とグリセリン(9:1)とラベンダーのエッセンシャルオイル1滴と無水エタノール少々が合っているということがわかりました。
このように色々試すことで自分に合った割合がわかってきます。
手作りマスクで水分補給を
私の場合、肌に水分が足りなく油分が多いように感じていた為、この贅沢に使える化粧水を使って、安いマスクを作っていました。しかもティッシュで作るマスクです。
作り方は非常に簡単です。
まず、ティッシュを1枚取り出し、2つに折ります。またそれを2つに折って、を繰り返します。こつとしては、折ったときにぴったりと重ね合わせるのではなく、少しずらすことです。そして、7~8cm四方まで折りたたみ、小さい形になったら化粧水を吹きかけます。
小さく折ったことで、化粧水を吹きかけても破れにくくなっているので、化粧水で十分ティッシュが濡れたら、折りたたんだティッシュを慎重に開いていきます。最後の一折は開かずに、1枚のティッシュが半分に折りたたまれている状態にします。
この状態でこの濡れたティッシュを顔半分(鼻より下)にぴったりとくっつけます。濡れていますので、ぴったりとくっつくと思います。そして、同じようにして、鼻のてっぺんから上の顔半分に濡らしたティッシュをくっつけます。ちょうど鼻の穴が隠れないようにします。
くっつけた後に目の部分に穴を開けて見えるようにすれば、マスクの出来上がりです。このようなマスクを作って、毎日水分を肌に入れていました。乾いてきたらスプレーで化粧水を吹きかけたりして、20分くらいおきます。
手作り化粧水の効果
手作り化粧水の効果はすぐに表れました。悩んでいたにきびがへり、肌もきめ細やかになってきたのです。それは、化粧水のせいだけではなく、毎日マスクをして水分を注入をしたからだと思います。また、自分の肌の状態を見ながら成分を調整できる手作り化粧水は敏感肌の私にとって、ベストな化粧水だと感じました。
化粧水を作り始めてから、肌が赤くなったりすることはなくなり、毛穴の開きも以前より気にならなくなっていました。私は、にきび・敏感肌・毛穴の開きに悩んでいましたが、手作り化粧水にチャレンジしたことで、この悩みを克服することができました。現在は乳液やハンドクリームなどにもチャレンジして、趣味として楽しんでいます。
やはり、市販の化粧品は添加物が多く、長期間使えるよう保存料も含まれています。敏感肌で困っている方は、一度自分の肌には何が向いているのか、手作り化粧水で探ってみることもよいと思います。自分の肌に一番よい化粧品に出会えますよ。
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